システム構造

燃焼発熱による通気抵抗の増大を利用し、排ガスの流れを自然に変える交互燃焼・再生方式です

システム構造図

作用

  1. 金属製3Dヒーター&フィルターでPMを捕集
    エンジン始動後、並列に配置したA,B両方の金属製3Dヒーター&フィルターでPMを捕集。

  1. A側の通電加熱
    一定時間後A側を一定時間通電加熱しPMを燃焼させると、熱も加わった排ガスがトラップ部に流れ込み、トラップ部で捕集されたPMも燃焼させる。

  2. 通気抵抗が増大
    A側通電中は 燃焼発熱で通気抵抗が増大し、排ガスの大部分はB側に流れ込み、B側でPMが捕集される。

  1. B側の通電加熱
    一定時間後B側を一定時間通電加熱しPMを燃焼させると、熱も加わった排ガスがトラップ部に流れ込みトラップ部で捕集されたMも燃焼させる。

  2. 通気抵抗が増大
    B側の燃焼発熱で通気抵抗が増大し、部分の排ガスがA側に流れ込み、A側でPMが捕集される。

  3. PMが減少した排ガスを放出
    2~5を繰返し、排ガスの流れを自然に変えながらPMを捕集し燃焼させる。